ホテヘル経営のポイント|開業までの流れも解説
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ホテヘル経営のポイント|開業までの流れも解説

ホテヘルとは、実店舗を構えて顧客の受付を行い、キャストを派遣するタイプの風俗店です。ホテヘルは、店舗に足を運んで受付を行いながら、ホテルでキャストからサービスを受けるという、店舗型・無店舗型の両方の性質を有しています。

この記事では、ホテヘルとデリヘルの違いを踏まえながら、ホテヘルの特徴を解説します。さらに、ホテヘルの経営で失敗しないためのポイントやスタッフの仕事内容もまとめているので、風俗店の開業を考えている方はぜひ参考にしてください。

 

1.ホテヘルとは|デリヘルとの違い・経営上の特徴を解説

ホテヘルとデリヘルは、どちらも女の子を派遣する経営スタイルの風俗店です。ホテヘルはホテルヘルスの略で、基本的にお店周辺のホテルやレンタルルームでサービスを提供します。一方のデリヘルはホテルやレンタルルームの他に、お客様の自宅へ派遣する場合もあります。

経営面におけるホテヘルとデリヘルの最大の違いは、受付方法です。ホテヘルは店頭で直接受付を行い、デリヘルはインターネットや電話で予約を集めます。店舗ごとに提供するサービスの詳細は異なりつつも、ホテヘルとデリヘルでサービス面に大きな違いはありません。

ここでは、ホテヘルの特徴について、デリヘルとの違いを踏まえて解説します。

 

1-1.競合が増えにくい

ホテヘルは新規出店の難易度が高く、競合が増えにくいメリットもあります。女の子を派遣してサービスを提供する点のみを見れば、ホテヘルもデリヘルと同じ形態の風俗店だと言えるでしょう。

しかし、デリヘルと異なり、ホテヘルは受付所を設けるための店舗を構える必要があります。店内でサービスを提供していなくとも、風営法上では実店舗の扱いです。出店できるエリアが限られている点はデメリットにも思える一方で、見方を変えると競合が増えにくいメリットとも言えます。

 

1-2.デリヘルとの兼業が行える

ホテヘルは実店舗扱いとなるため、風営法によって深夜0時以降の営業ができません。効率的に稼ぎたい経営者は、深夜0時以降はデリヘルとして経営する兼業スタイルも検討してみてはいかがでしょうか。デリヘルとの兼業で深夜しか利用できない層にアプローチでき、売上アップにつながります。

デリヘルと兼業するメリットは、深夜営業できることに加えて、新たな層の顧客も開拓できることです。ホテヘルとは異なるコンセプトを掲げれば、昼と夜で幅広い顧客を獲得できます。

 

2.お客様にとってのホテヘルの特徴

ホテヘルは、お客様が安心して利用しやすい風俗店であると言えます。安心感を高めている具体的な理由は、以下の通りです。

(1)スタッフと顔を合わせる機会がある

デリヘルは受付所が用意されておらず、電話番号のみが公開されているケースがほとんどです。スタッフと顔を合わせずにサービスを受けるとなると、中には不信感を抱くお客様も一定数存在します。受付所があるホテヘルの場合、最初にスタッフと直接やりとりを行うため、信用してもらいやすくなります。

(2)トラブルがあった際スタッフと直接話せる

受付所がない風俗店の場合、トラブルが起きても、店舗に直接行ってその旨を訴えることが困難です。そのため、「問題が起きたらそのまま逃げられるのでは」という不安を抱えるお客様も少なくありません。受付所があるホテヘルは、トラブルがあった際にスタッフに直接相談できることから、安心してサービスを受けてもらえるでしょう。

(3)モザイクのない写真をチェックできる

ホームページに掲載されたモザイクありの写真のみでキャストを選択すると、イメージと異なるキャストに当たるリスクがあります。ホテヘルの場合、店舗でモザイクのない写真を掲載していることから、お客様が好みのキャストを確実に指名しやすくなり、高い満足感を得てもらえる可能性が高まるでしょう。

上記の通り、ホテヘルはほかの風俗店のデメリットをカバーする魅力があります。

 

3.ホテヘルの営業時間

風俗店の営業時間は、原則その店舗の営業形態によって決まります。営業形態ごとの営業時間は、以下の通りです。

主な風俗店の営業形態・営業時間】

営業形態営業時間店舗例
店舗型性風俗特殊営業1号午前0時まで(午前0時~午前6時は営業不可)ソープランド
店舗型性風俗特殊営業2号午前0時まで(午前0時~午前6時は営業不可)ファッションヘルス
無店舗型性風俗特殊営業1号24時間営業可能デリヘル

出典:警視庁「風俗営業等業種一覧」

ホテヘルは、風営法上の扱いではデリヘルと同じ無店舗型性風俗特殊営業に該当しますが、2006年に改正された風営法によって、ホテヘルの受付所は店舗として扱われることになりました。したがってホテヘルの受付所の営業時間は、ソープランドやファッションヘルスと同じ午前0時(24時)までとなっています。

風俗店を利用するお客様の中には、午前0時以降の時間帯に遊びたいと感じる人も少なくありません。稼ぎどきである時間帯に営業ができないのは、店舗にとって大きな痛手です。少しでも多く稼ぎたいキャストや、夜にしか働けないキャストにとっても、深夜に働けないのは大きなデメリットと感じるでしょう。

一部のホテヘルでは、午前0時に受付所での対応をストップし、キャストの派遣のみを実施する営業形態へ変更する店舗も存在します。受付所がない風俗店として営業することで、デリヘルと同じ扱いになり、24時間営業できるようになります。

 

4.ホテヘルで働く男性スタッフの仕事内容

ホテヘルを開業した際、最初は経営が軌道に乗っていないため、スタッフを安定して雇うのが難しいおそれがあります。そのため、最初はオーナー自らが店舗の運営業務を担うケースがほとんどです。

また、スタッフを雇って店舗運営業務の一部を任せるようになっても、オーナー自らが店舗運営業務を続ける場合も少なくありません。

ホテヘルの開業を目指している人は、ホテヘルにおける店舗運営業務の種類と仕事内容を具体的に理解しておく必要があります。以下では、ホテヘルの主な店舗運営業務について解説します。

 

4-1.受付業務

受付所にて、お客様の対応を行う仕事です。店舗で用意しているコースやそれぞれの料金を完璧に把握し、お客様へスムーズに案内する能力が求められます。お客様の中には指名なしで来店する場合もあるため、お客様の好みに適したキャストを用意できるように、在籍しているキャストそれぞれの特徴も覚えておくのが大切です。

お客様と直接顔を合わせてコミュニケーションをとる仕事が中心ですが、お客様から来た電話やメールでのお問い合わせに対応するシーンもあります。電話やメールでの連絡は、主に事前予約やキャスト指名のために行われます。

 

4-2.キャスト管理

在籍しているキャストの出勤管理や、キャストの心身を労る仕事です。キャストの仕事は決して楽ではないため、働く中で不満や不安を抱えるケースが多くあります。不満・不安を抱えてキャストが悩んでいるときは相談に乗り、メンタルケアを行います。

指名の少ないキャストがいる場合は、指名が増えるようにアドバイスを行うのも重要な仕事です。キャストの稼ぎが伸びず、悩みを1人で抱え込むと、仕事のモチベーションが下がり、退店につながるおそれもあります。大切なキャストが心地よく店舗で働いてくれるように、真摯に寄り添う気持ちが求められます。

 

4-3.送迎業務

車を使い、キャストをお客様の元まで送る仕事です。キャストが酔わず安心して車に乗れるように、ゆっくりとした安全運転を行うことが重要となります。店舗付近の道に詳しいと、道に迷ってお客様を待たせるリスクを避けやすくなるでしょう。

基本的にホテヘルでは専属のドライバーを雇いますが、ドライバーが足りない場合はスタッフが送迎を実施するケースもあります。お客様の元へ届けるだけでなく、終電がなくなった後キャストを家まで送るのも仕事の1つです。

 

4-4.清掃業務

受付所やキャストの待合室をきれいにする仕事です。床を拭いたり、本棚を整理したりして清潔さを保ちます。ホテヘルはお客様が長く在籍する店舗ではないため、「清掃は重要ではないのでは」と感じる人もいるでしょう。しかし、在籍する時間が短くても、汚さが目立つ状態だと、お客様はネガティブな印象を覚えます。

キャストが待機する待合室が汚いと、ストレスを感じたり他店に移籍したりするリスクがあります。お客様とキャストの双方が安心できる環境となるように、丁寧な清掃を行うことが大切です。

 

4-5.備品の管理・補充

キャストやお客様が使用するおもちゃ・ローション・うがい薬などの備品を管理・補充する仕事です。必要となった際におもちゃの電池が切れたりローションが足りなくなったりすると、お客様やキャストに迷惑をかけます。問題なく使用できるか、こまめにチェックすることが欠かせません。

使い捨ての道具が残り少ない場合は、発注を行うのも業務の1つです。コスプレ用の衣装やおもちゃなど、使い捨てせず繰り返し使用する道具は、清潔に保つ必要があります。

 

4-6.ホームページ・SNSの更新

お客様に来てもらいやすくなるように、店舗のホームページやSNSを更新する仕事です。具体的には、出勤しているキャスト情報の掲載や新しく入ったキャストの紹介、店舗で実施しているイベントの告知などを行います。SNSではホームページに掲載しているものと同様の内容を載せつつ、在籍しているキャストの投稿をリポストすることもあります。

一部のSNSは高い拡散力を持っており、うまく運用できればたくさんのお客様を呼び込む効果に期待できるでしょう。一方で、不適切な内容を投稿すると炎上につながり、客足が遠のくおそれがあるため、慎重に運用することが大切です。

 

5.ホテヘルを開業するまでの流れ

ホテヘルを開業するときの流れは、大きく4つのステップに分けられます。各ステップの詳細とポイントは、下記の通りです。

(1)屋号・コンセプトを決める

開業準備をする前に、どのようなお店にするのか屋号とコンセプトを決めます。たとえば若い年齢層の女の子を重点的に在籍させるのか、人妻系を売りとするのかなどです。屋号やコンセプトをあらかじめ決めることで、顧客のターゲット層も明確になります。

(2)物件を探す

受付用の物件を契約します。ホテヘルの物件探しは、1から自分で探す新規開業と、M&Aで物件や事業ごと譲り受ける方法の2種類です。

*新規開業
ホテヘル経営ができる風営承諾物件に詳しい不動産会社を介して、1から出店場所を探す方法です。大家から使用承諾書をもらう必要があります。

*M&A
既存の風俗店から営業権を買い取り、開業する方法です。風俗店経営ができる物件を探す必要がなく、ホテヘルなどを開業するときの一般的な方法と言えます。

(3)各種書類を提出する

警察署に提出する必要書類を用意します。開業者が個人事業主か法人かで、一部の必要書類が異なる点に注意しましょう。警察署に提出して問題がなければ、届出確認書が交付されます。

(4)キャスト・スタッフを確保する

開業にあたり、キャストや受付所を管理するスタッフを確保します。お店のコンセプトに合った女の子が応募してくれるように、求人は募集条件などを明確に記載することが重要です。オープン後は体験入店も積極的に行いましょう。

ホテヘル開業後は、店内の目立つ場所に届出確認書を掲示します。求人広告を出稿するときに届出確認書の提示を求められる場合もあるため、紛失しないよう大切に保管してください。

 

6.ホテヘル経営で失敗しないためのポイント4つ

ホテヘルは競合が少ないとはいえ、何の工夫もなく開業すれば失敗するリスクが高くなります。風俗店としての大きなカテゴリーで見れば、類似サービスのデリヘルなどと顧客を取り合う可能性も視野に入れる必要があります。

ここでは、ホテヘル経営で失敗を防ぐ重要なポイントを4つ紹介するため、ぜひ参考にしてください。

 

6-1.Web集客に力を入れる

効率的に集客するためには、お店側からの情報発信が欠かせません。スマホユーザーが多数派を占めている現代において、非常に効果的な集客方法がホームページ・ポータルサイトなどのWebを利用した方法です。お店のコンセプトが伝わるデザインのホームページを制作すれば、狙ったターゲット層の顧客が集まりやすくなります。他にもSNSを活用する方法も効果的です。

ホームページを設置するレンタルサーバーなど、使用するサービスの中には風俗利用に制限を設けているものもあります。トラブル回避のためには、利用規約に問題がないか事前確認を行いましょう。

 

6-2.丁寧なキャスト管理を行う

ホテヘル経営の成功を左右する大きな要素が、キャストの定着率です。人気キャストが定着してくれなくては、リピーターを獲得できません。多くの顧客は、キャスト目当てで来店しています。顧客の継続利用を促すために、女の子が長く働き続けたくなるお店作りを心掛けましょう。

定着率を上げるポイントは、丁寧なキャスト管理です。たとえば指名の獲得がうまくいかないキャストがいるときは、接客指導をしたりお店側で積極的に宣伝したりするなど、サポートを行います。場合によっては、給与システムなど待遇面の見直しを検討します。他にも女の子が仕事に不満や不安を覚えていることはないか、こまめに様子を見て適切に対処することも重要です。

 

6-3.相談できるところを確保しておく

ホテヘルに限らず、風俗店経営は多くの法律を遵守する必要があります。知識がなければ無意識のうちに違法行為を働くリスクがあるため、専門的なアドバイスをくれる相談相手が欠かせません。

たとえば広告に関しては、掲載できる場所や使用できる表現方法など、多くの規制が存在します。また、開業手続きや店舗運営に関する法令の制限についても細かく定められています。開業手続きや経理・税金に関する悩みは行政書士や税理士に相談しましょう。

 

6-4.フランチャイズに加盟する

安定的な経営をする方法の1つが、フランチャイズ加盟店として開業することです。フランチャイズとは、グループ本部からブランド名やノウハウを借りて経営するスタイルのことで、コンビニや中古品買取店など多くの業界で取り入れられています。

フランチャイズオーナーになれば、風俗店の開業から店舗運営、広告出稿まで一貫したサポートを受けられます。経営ノウハウとブランド力で、費用を抑えつつ開業時から安定した経営を目指せる点が大きなメリットです。

大手風俗グループのブランド力は働く側にも安心感を与えるため、キャストや男性スタッフも集めやすくなります。

 

まとめ

ホテヘルとは、受付用の店舗を構えて、顧客にキャストを派遣するタイプの風俗店です。キャストを派遣するという点ではデリヘルと似ていますが、実店舗を構えている点と派遣先がホテルに限定される点で異なっています。

ホテヘルの経営で失敗しないためには、Web集客に力を入れて、丁寧なキャスト管理を行うことが大切です。また、大手風俗グループのフランチャイズに加盟して、経営ノウハウやブランド力を利用することも、ホテヘル経営で成功する方法です。ホテヘル・デリヘルの開業を目指している場合は、風俗フランチャイズの加盟を検討してみてはいかがでしょうか。