デリヘルで働くスタッフの仕事内容|給料・昇給のポイントも紹介
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デリヘルで働くスタッフの仕事内容|給料・昇給のポイントも紹介

デリヘルにはサービスを提供する女性キャストのほかにも、店舗を運営するスタッフがいます。スタッフは女性キャストが円滑にサービスをお客さんへ提供できるよう、縁の下の力持ち的な存在となりさまざまな業務をこなしていますが、実際にどのような業務をしているのか疑問に感じている方もいるでしょう。

当記事では、デリヘルのスタッフの業務内容や給与相場、昇給を実現するポイントを解説します。風俗業界での勤務に興味がある方は、ぜひご一読ください。

 

1.デリヘルで働くスタッフの仕事内容

デリバリーヘルス(デリヘル)は実店舗をもたない無店舗型風俗であり、店舗型風俗店に定められている「0:00~6:00は営業できない」という営業時間の制限がありません。デリヘルの中には、深夜や早朝、24時間営業しているお店もあります。営業時間が長いため、風俗スタッフは早番・中番・遅番の交代制で勤務するのが一般的です。

以下は、早番で8:00~17:00(実働8時間)とした場合のスケジュールの一例です。

8:00出勤
8:10清掃・備品の補充
8:30予約状況の確認
10:00問い合わせ対応
11:00雑務
12:00休憩
13:00面接対応
14:00雑務
16:45引き継ぎ
17:00退勤

風俗スタッフの仕事は、勤務時間やお店によって若干異なりますが、基本的には同じ内容です。どのような仕事をしているのか、以下で解説します。

 

1-1.掃除・備品の補充

デリヘルにはお客さんの待合所やプレイルームがないため、掃除をする場所は少ない傾向にあります。しかし、掃除は風俗スタッフと女性キャストが働くにあたって、清潔で気持ちよく過ごせる環境を整える基本的な業務です。キャストの待機所がある場合は、清掃のほかにお菓子の補充などを行います。快適な環境を提供することで、キャストの定着率につながるでしょう。

また、サービス提供の際に必要となる備品の補充も大切です。タオル・コンドーム・ローション・うがい薬といった消耗品が十分にあるかを確認し、在庫が切れる前に発注します。備品の補充とあわせて、おもちゃの充電状況やコスプレ衣装の清潔さも点検しておきましょう。

 

1-2.予約状況の確認

ネット予約を受け付けているデリヘルでは、予約状況の確認が欠かせません。どのキャストが何時に予約が入っているのかをチェックして、予約内容をキャストに伝えたり、送迎時間や送迎ルートなどの予定を立てたりします。予約を見逃すことがないように、こまめにメールをチェックしましょう。

また、キャストからの出勤報告や休みの連絡も確認します。予約が入っているキャストが遅刻や欠勤の場合、お客さんへの連絡やキャストの変更を提案するなどの対応が必要です。お客さんやキャストに迷惑をかけないよう、最新の情報を把握し迅速な連絡を心がけましょう。

 

1-3.問い合わせ対応

問い合わせ対応は、デリヘル店の印象を左右する重要な業務です。お客さんから電話で利用日時や希望コース、キャストの指定などのリクエストを受け付けます。

予約を受ける際は、ドライバーの送迎状況・派遣場所までの距離・道路の混雑状況・希望コースの時間を把握して、スムーズな案内を心がけましょう。派遣場所については、ホテルの部屋番号や自宅の住所など、詳細までしっかり確認してください。

また、フリーコース希望のお客さんには、オプションの提案やおすすめのキャストを紹介し、満足してもらえるサービスを提供します。

 

1-4.公式サイト・メルマガ・SNSの更新

公式サイトやSNSをこまめに更新しましょう。公式サイトやSNSでお店の情報を知るお客さんが多いため、キャストの出勤情報や新人情報、イベント情報などを最新の状態に保ち、アピールすることが大切です。また、メルマガもお店の重要な宣伝手段の1つです。お客さんに体験入店や女性キャストの欠席といった情報を一斉配信できます。

お店の情報を更新するだけでなく、キャストが個々に運用しているSNSを宣伝するのも風俗スタッフの仕事です。TikTokやYouTubeを活用している店舗もあるように、デリヘルの集客にはネットでの情報発信が欠かせません。

 

1-5.キャストの管理

キャストの募集や採用面接、メンタルケアなどの管理を行い、働きやすいお店を作るのも風俗スタッフの仕事です。面接では、キャストの意欲や適性を見極め、お店の雰囲気に合った女の子を選びます。採用後は、風俗店を利用する男性が求めることや必要な技術と性病の予防などの研修や指導を行い、キャストが快適に業務を行えるようにサポートしましょう。

また、キャストの悩みに寄り添って信頼関係を築くことも大切です。風俗店の給料は日払い可の場合が多く、仕事が終わったキャストには給料を支払います。給料の支払い時に一緒にシフトの確認や悩み事を聞くなど、しっかりコミュニケーションをとることで、店舗の雰囲気がよくなりキャストの定着にもつながるでしょう。

 

1-6.キャストの送迎・ドライバーへの指示出し

予約が入ったら指定の時間にキャストを送迎できるように、ドライバーに指示を出します。送迎は、ドライバースタッフが専属で行う場合と店舗スタッフが兼任して行う場合があり、お店によって仕事の範囲が異なるため、求人情報を確認しましょう。急な予約や送迎ドライバーの不足といったトラブルに対応するために、運転免許を持っておくと便利です。

ドライバーに派遣先の住所を伝える際は、目的地のホテルや自宅の外観をGoogleマップのストリートビューで確認します。また、周辺エリアが混雑していて遅れが生じる場合には、お客さんに謝罪の連絡を入れてください。

 

2.デリヘルで働くスタッフの給料相場

デリヘルで働く風俗スタッフの給料は、ほかの業種と比較して高めに設定されています。

役職給料相場(月給)
正社員25万円~35万円
主任、マネージャー40万円~50万円
店長60万円~100万円

デリヘルで働く風俗スタッフの初任給の相場は、25万円~35万円程度です。令和5年の高卒の平均月給は約18.3万円、大卒は約21.3万円のため、風俗スタッフの給料は一般よりも少し高い傾向にあります。

出典:東京労働局 職業安定部「学 卒 者 の 初 任 賃 金」

風俗業界は学歴や資格、経験を問わないため、どなたでも高収入を目指せる職業と言えます。また役職が上がってマネージャーになると月給40万円以上、店長になると月給60万円以上と、年収1,000万円も期待できる職業です。店長になると、売り上げの管理やキャストの求人掲載のために広告業者との打ち合わせといった仕事も加わります。

ほかの業種と比較して高い給料ではあるものの、お店の規模によって給料にも差があります。人気店や高級店の場合は相場よりも高い給料を得られる可能性も高いでしょう。

 

3.【デリヘル・スタッフ向け】昇給を実現するためのポイント

デリヘルのスタッフが昇給を実現するには、店舗経営者から評価されることが重要です。未経験者でも意欲があれば、店長・幹部候補に昇進、昇給を狙えるので以下のポイントを意識してみてください。

  • 電話応対スキルを磨く
  • 気配りを徹底する
  • 積極的に経営に携わる

受付スタッフは電話で接客を行うため、対面とは異なりお互いの顔が見えません。明るくはっきりした声で話し、お客さんが気持ちよく予約が取れるよう案内します。指名するキャストを悩んでいるお客さんには、抽象的な要望からキャストを提案しなければならず、判断力が求められます。どのキャストがお客さんに合うか分かるようになるには、日頃からキャストを気にかけ性格や得意なサービスなどを理解しておくことが大事です。

お客さんだけでなく、ほかのスタッフやキャストなどへの気配りも肝心です。あらゆる業界に当てはまりますが、周囲と円滑なコミュニケーションをとることで、トラブルの回避やスムーズな仕事につながります。

デリヘルのスタッフはお客さんとやり取りする機会が多く、疑問や改善点に気付くことがあります。与えられた業務だけこなすのではなく、お店の経営にも目を向けてみてください。アイデアを上司に提案することで、経営に積極的な姿勢が評価されるでしょう。

 

まとめ

デリバリーヘルス(デリヘル)のスタッフの仕事は掃除や備品の補充、予約状況の確認など基本的な業務から、公式サイトやSNSの更新、メルマガ作成など多岐にわたります。女性キャストとコミュニケーションをとり、業務量や業務自体に問題ないか確認したり、メンタルケアをしたりなどもスタッフの重要な業務です。

なおデリヘルスタッフの初任給の相場は25万円~35万円で、一般的な高卒・大卒の方の平均初任給よりは高い水準です。昇給を目指す場合は、電話対応や細かな気配りを身につけ、店舗の経営者目線でお店に貢献していくと評価されやすいでしょう。