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風俗業界の景気は回復傾向にある!コロナが与えた影響や将来性を解説

風俗業界は近年、大きな変化の波にさらされています。コロナ禍による打撃から徐々に回復しつつある一方、物価高騰や人材不足といった課題も浮上しています。また、デジタル化の進展により、集客方法や顧客のニーズにも変化が見られます。こうした状況の中で、業界全体の景気はどのように推移しているのか気になる方もいるでしょう。

当記事では、風俗業界の現状や今後の展望について詳しく解説します。業界の動向を知りたい経営者の方や、今後の市場の流れに関心がある方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.市場規模から見た風俗業界の景気

日本の風俗業界は世界の中でも上位に入るほど市場規模が大きく、現代でも成長を続けている産業の1つです。

ここでは、市場規模から見た風俗業界の景気について詳しく解説します。

 

1-1.国内の市場規模は約5兆~7兆円

日本国内の性風俗関連産業の市場規模は、1年間に約5兆~7兆円であると言われています。他の産業と比較すると自動車整備や通販などに匹敵する規模であり、旅行・印刷を上回るマーケットです。

具体例として、2017年の性風俗関連産業の市場規模は約7兆6,636億円であり、同年度の公務員の人件費約7兆8,805億円と同程度の規模に匹敵します。

参考:方丈社「世界の[下半身]経済がわかる本 ~データで読み解くセックス産業の舞台裏」

性風俗関連産業は、国内の他業界と比べても規模が大きく、日本は性産業大国であると言えます。

 

1-2.性風俗産業は拡大傾向

性風俗関連特殊営業の営業形態にはさまざまな種類があります。具体的な種類分けと、それぞれの風俗ジャンルの例は下記の通りです。

店舗型性風俗特殊営業ソープランド・店舗型ファッションヘルス、ヌードスタジオ・個室ビデオ・のぞき部屋・ストリップ劇場、ラブホテル・モーテル・レンタルルーム、アダルトショップ・大人のおもちゃ屋、出会い系喫茶 など
無店舗型性風俗特殊営業派遣型ファッションヘルス、アダルトビデオ等利用のアダルト画像送信営業 など
映像送信型性風俗特殊営業インターネット等利用のアダルト画像送信営業 など
電話異性紹介営業テレホンクラブ(入店型)、ツーショットダイヤル・伝言ダイヤル等(無店舗型テレクラ) など

出典:警視庁「風俗営業等業種一覧」

警察庁が公表するデータによると、性風俗関連特殊営業の届出数は年々増加傾向にあります。営業形態別の届出数推移は、下記の通りです。

 性風俗関連特殊営業店舗型性風俗特殊営業無店舗型性風俗特殊営業映像送信型性風俗特殊営業電話異性紹介営業
2017年32,0847,86221,3982,612212
2018年31,9257,71821,4212,584202
2019年31,9567,57021,6192,575192
2020年32,0667,40221,8372,641186
2021年32,3497,21522,0212,935178
2022年32,9267,04122,3893,321175
2023年33,2706,84222,5353,741152

出典:警察庁生活安全局保安課「令和3年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」

出典:警察庁生活安全局保安課「令和5年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯等の取締り状況について」

2018年から2023年までの性風俗関連特殊営業の届出数は毎年増加していることから、性風俗産業全体は現在も拡大傾向にあると考えられます。

また、営業形態別では無店舗型性風俗特殊営業や映像送信型性風俗特殊営業が増加傾向にあります。特に無店舗型性風俗特殊営業は初期コストを抑えられることなどから開業のハードルが低く、届出数の増加も顕著です。

 

1-3.コロナ後は景気が回復傾向

コロナ収束が進む現在、性風俗業界の景気は徐々に回復しています。

コロナの感染拡大中は、数多くの性風俗店で売上が大幅に減少しました。2023年の風俗業界の市場規模は約5兆7,000億円であると言われており、コロナ以前と比較すると2兆円程度減少しています。

しかし、マスク着用の自由化やコロナ感染者減少などを受け、現在では売上と集客が徐々に回復しています。

また、コロナ以前は日本人キャストが海外の風俗店で働く「海外出稼ぎ」が流行していましたが、コロナで出国のハードルが上がり、海外出稼ぎは難しくなりました。現在では、インバウンド対策として日本で外国人のお客さんを接客する方向へとシフトされています。

 

2.コロナが性風俗産業に与えた影響

コロナが性風俗産業に与えた主な影響は、下記の通りです。

  1. 失業などによる風俗キャストの増加
  2. 国内で出稼ぎを行うキャストの増加

コロナウイルスの拡大により緊急事態宣言が発出された2020年4月には、就業者数・雇用者数が前月からいずれも約108万人減少しました。また、完全失業者数は微増に抑えられたものの、休業者数は2020年3月から4月までで3倍以上にも増加しています。

出典:厚生労働省「令和3年版 労働経済の分析ー新型コロナウイルス感染症が雇用・労働に及ぼした影響ー」

昼職やキャバクラで生計を立てていた女性の中でもコロナを原因とする失業者・休業者が増加し、突然収入源を失ってしまう人も少なくありませんでした。「すぐに収入源を確保しなければ生活が厳しい」という状況に追い込まれた女性たちが風俗業界に足を踏み入れたことで、競争の激化・キャストの飽和状態を招きました。

また、コロナ禍には都市部のキャストが地方へ・地方のキャストが都市部へ泊まり込みで働きに出る「出稼ぎ」が増加したのも特徴です。

出稼ぎでは1日あたりの保証金が設定されているお店が多く、短期間で高収入を得ることが可能です。しかし、コロナの影響で「すぐにでもまとまった収入を得たい」という女性が増え、出稼ぎにより供給過剰となった地方も少なくありませんでした。

 

3.性風俗産業の将来性

性風俗産業はコロナ禍で売上減少や休業に陥った店も多くあり、コロナが収束傾向にある現在でも、コロナ前ほどの活気は取り戻せていないのが現状です。

しかし、風俗市場は自動車整備や通販と並ぶ巨大マーケットであり、業界の規模自体は安定しています。人間の3大欲求の1つでもある「性」に関わる仕事であることから、時代が変わっても急速に需要が落ち込む可能性は低いと考えられます。

また、近年ではAIテクノロジーをはじめとする最新技術の発展が進んでおり、「人間の仕事がなくなる」という不安を抱える労働者も多いでしょう。しかし、風俗業界においてAIが参入することは、現段階では現実的ではありません。

さらに、風俗業界は収入の安定や職種の豊富さに加え、経験・学歴不問で誰でも働けるといったさまざまなメリットがあります。

性風俗産業は、今後も「人」が活躍できる業界として繁栄し続けると言えるでしょう。

 

4.不景気でも注目される風俗のジャンル

風俗サービスにはソープ・ヘルス・ピンサロなどのさまざまなジャンルがあります。不景気の中でも特に成長が期待されている分野として挙げられるのは、デリヘルです。

派遣型風俗店であるデリヘルは風俗業界の中でも市場規模が非常に大きく、電話1本で自宅やホテルなどにキャストを呼べる気軽さから多くのお客さんに利用されています。「風俗街で知り合いに見られたくない」「外出の用意をするのが面倒」という人でもストレスなく性サービスを受けられるのは、デリヘルならではの魅力です。

また、デリヘルは無店舗型の風俗店であり、基本的には事務所を構える場所についての制約もほとんどありません。店舗型の風俗店は法律による規制が厳しいため、開業のハードルが高くなります。

デリヘル店は初期費用を抑えられる・24時間営業が可能であるなどの点からも、風俗店経営を検討している人には特におすすめのジャンルです。

 

まとめ

日本の性風俗関連産業の市場規模は、年間約5兆~7兆円とされています。性風俗関連特殊営業の届出数は年々増加しており、業界全体は拡大傾向にあります。コロナ禍が収束しつつある現在、性風俗業界の景気も回復傾向にあるでしょう。

また、「性」は人間の3大欲求の一つであり、その特性から時代が変わっても需要が急激に落ち込む可能性は低いと考えられます。特に、不景気の中でも成長が期待されているのがデリヘル業界です。デリヘルは初期費用を抑えやすく、24時間営業が可能であることから、風俗店経営を考えている人にとって魅力的な選択肢となっています。